直感的にこういうのがいいなと思った。
ちゃんとしたモチーフじゃなくて、抽象的なのがいいなと思いました。
他の人が見たら何これってなってもよくて自分が意味わかってたらいいと思います。パッと見て意味を理解されるのが嫌です。
左腕の手首ぐらいからできれば鎖骨ぐらいまでいれたいなってのがあります。
今年の5月の終わりに祖母が亡くなりました。
一番最初に言った感じとは違うんですけど、できればここに祖母のイメージを彫りたいなと思います。香りっぽいイメージの柔らかい線を彫りたいというのと、祖父を彫りたい。漢字で書くと翼。羽。それを腕全体に巻きつけるじゃないですけど、ここら辺まで入れたい。そこに自分を這わせるように?それらをどう構成したら綺麗に見えるか悩んでます。その線にグラデーションの要素を入れたいです。羽というのもどういう羽根がいいのかもわからないです。人と被るのも嫌なので。自分らしさを出したいと思っています。
偶然じゃない仕方で羽の形を決めたらいいのか、ということを考えるのかなと思いました。
祖母のイメージを彫りたいのは、忘れることはないけど、自分の体に彫っておきたいからです。入れたら入れたで、自己満ですけど、安心する。祖母も入れたら、祖父もいてほしいなと思って。それがなくなってから余計その気持ちが強まった。
花が香るようなというのは、みちこというんですが、こというのが香るというんです。迪(みち/テキとも読む)香(こ)。私の中のおばあちゃんは優しいイメージしかない。祖父は厳格。一枚一枚がしっかりした。そこで対象的で彫ってもらえたらなというのをイメージしてます。
迪は道(道)もあって、それを腕に当てて、上にいけば行くほど天国じゃないけど?それに見立てて、鎖骨ちょっとかかるかなぐらいのところまで入れてもらえたらなと思いました。
祖母、祖父は対象的に入れたいんですけど、そこに自分を入れられたら入れたいけど、あんまり詰め込みすぎるとごちゃごちゃになる気がする。自分はここにいるので、祖母祖父だけでもいいかもしれない。入れられるのだとしたら、自分は、さっきのひび割れみたいなかんじなんですけど、下から徐々に薄くした方がいいなと思います。
時間と場所が異なる場面を一つの作品として描く時に、どうしたら美的な感覚を備えながら一つの作品とすることが可能かということが問題なのかな
最初に話した通り、祖父と祖母は一緒の場所に入れたいんですよ。自分はここにいるし、自分を彫らなくてもいいかもと思いました。
自分を表すようなものが思い浮かばないので、それならいっそ入れないほうがいいのかなと思いながら。
預かり所の犬。亡くなったけど、飼い主が引き取りにこない。
自分のためじゃなくて、多分、何かの思い?を、浄化できたらいいなみたいなのをやってるのかもしれないです。
祖父と祖母を別々の場面に区切ると、一緒の空間にいるけど、別々なので、共存させたい、ので一緒がいいです。
一枚の羽根が散らばってる感じにしたいです。でもふんわりしてなくて、刺々しい?固そうな強い羽?羽根の根元が上、天国側を向いていてほしいです。
右の形で、左の色味(色調変化に注目)だとイメージに沿う羽かもしれない。
太い部分があったり、細い部分があったりする煙のような線がいいです。これは下から上への動きが感じられるのでいい感じです。
