型を縫い合わせる。
まずは小指側と親指側を縫い合わせる

左側が親指側、右側が小指側。(右足を作っています。)

中表で重ねる。赤線の部分が足の甲にあたる部分。まずはここを縫う。平縫いではじめから終わりまでを縫う。

縫えた。そんなにたくさん縫う部分じゃないし、強度も出したかったので、全てに返しを入れた。

革用の接着剤。結び目を中心に、縫い目に塗る。糸がほつれてくるのを防ぐ。

塗れた。

次はここ、紐を通す帯を縫い付ける。

縫えた。

反対も。
難しいけど、頑張ってここも結び目に接着剤を塗っておく。

ひっくり返すとこのような。少し靴の輪郭が見えてきた。

ここで一度、縫う前に小指側と親指側を縫い合わせたものを濡らします。じゃぽん。

満遍なく。革の種類にもよりますが大体3分ほど水に浸ければ大丈夫です。
このあと、底革に縫い付けていくわけですが、革が濡れた状態で縫い上げてしまいたいです。乾ききる前に。なので、中断はあまりしない方がいいです。はじめは慣れないので、「今日は一日ゆっくりできるぞ」という時に濡らして、縫い始めた方がよいです。
水に浸けたら、軽く表面の水気を拭き取れば準備完了。

底革の型の側面にある印を、使う底革に写しておく。

そうすると、底革についている印はこのような1〜6になる。
小指側と親指側を縫い合わせたものと、底革を縫い付けるのには、1から2を曲げ縫い。1から3を曲げ縫い。2から4を平縫い3から5を平縫い。4から6を曲げ縫い。5から6を曲げ縫い。する。



曲げ縫いしていく。

親指側を1の印から3穴ほど進めたら、すぐに小指側も追い付かせる。親指側と小指側は同時に進めていかないと歪んでしまう。

小指側を3穴ほど進めたら、また親指側に戻ってくる。
曲げ縫いでは、小指側/親指側から底革へ通した糸が、引き絞る前、常に縫い進める方向とは逆側に傾いていることが大事。


引き絞って寄せて、返しを入れて、また引き絞ることで縫い付けられる。


2、3の印まできました。
平縫いに変えて縫い進めます。ただ、糸が進行方向側に倒れると、底側が反り上がってしまうので、平縫いをしていく中で糸が進行方向に倒れそうになったら、その箇所だけ曲げ縫いを入れます。なので正確に言おうとしたら、平縫いと曲げ縫いは方向のようなもので、曲げ縫い気味の平縫い、とか、平縫い気味の曲げ縫い、とかがある。2から4、3から5は、曲げ縫い気味の平縫い、という感じ。
言葉だけで捉えようとするのは難しいので、やってみながら体が理解するみたいなわかりかたがよいです。

2から4と、3から5の平縫いが終わった。

キリのいい所で足を入れて、革に形をつけたり、間違いがないか確認したり。濡らした革は粘土のような感じ。力を加えると形が変わるし、元に戻すこともできる。乾くと固まる。
次は4から6と、5から6を曲げ縫いしていく。

もうすぐ4から6が縫い終わるところ。6の目印より先は縫わない。革が余るけど、この後切る。

目印より先は縫わない。縫うのはここまで。

4から6が縫えた。あとは5から6。

5〜6がもうすぐ縫い終わるところ。こちら(小指側)は、親指側の革と一つ重なりができるところまで縫う。なので小指側の端を縫うときは、小指側の革、親指側の革、底革の三枚を縫うことになる。大変。

5〜6も縫えた。

ここまでくるとだいぶ形が出てくる。


足を入れて形を少しつける。

問題がないかも確認。
少し親指が上に反り上がっているが、問題ではない。形が反り上がっていない方が好きという場合は、2〜4の曲げ縫い気味の平縫いの、曲げ縫い気味さを強めれば抑えられる。けど、その分今度は親指側側面、土踏まずのあたりが余分に膨らんでしまう。今回は反り上がりを気にせずに、2〜4の曲げ縫い気味さを抑えめで塗ったので、土踏まず周りの形がは細身になった。

次は一番後ろで小指側と親指側を縫い合わせる。
まず、余っている革を切る。


親指側の端の穴(縫われている最後の穴)から、穴一つ分間隔をあけて(1の位置。これが縫い代になる。)反対側の型の端に対しての直線に沿って切る。

切るための目印を、菱切りでつける。カリカリ。

つけられた。

小指側も同様。できたら、切る。


そしたらここに目打ちをして、平縫いする。

踵付近は目打ちができないので、跡だけつけて、菱切りで開ける。

縫えた。

底革に接着剤を塗って

貼革を貼る。

6mmほどの幅で、90㎝の長さの紐を切り出して、つける。