誰しもうっすら、自分自身が他者であることを感じているんじゃないだろうか。その上で、自分自身を演じている。演じるしかない。
しかし、演じているものが、体内に入ってきて欲しくない。それで、他者の声をその場で聞こうとして、話をするんじゃないだろうか。
2026/03/19
自分が自分の体内に入ろうとする。そこで、他人に入ってきてほしくない。自分にとって本当のこと=自分を体内に入れようとする(息を吸う)のだけど、自分にとって本当のことを自分は知らないので、自分は〈自分〉にとって他者になってしまう。〈自分〉は自分にとって他者になってしまう。そこで、〈自分=他者〉の声を聞こうとして、話をする。絵柄を彫って、聞こうとする。
だから、いれずみを彫ろうとする時、彫る人は真剣に、本当のことを言おうと=他者の声を聞こうと、話すし、質問をすると、真剣に答えようとする。